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【レビュー】ポータータンカーショルダーバッグSを長年使い続ける5つの理由

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ポータータンカーショルダーバッグ

私がポーターのタンカーショルダーバッグSを使い続ける理由は、次のとおりです。

  • 軽くて丈夫なナイロン素材
  • ちょうどいいサイズ感
  • 見た目以上の収納力
  • 時代に流されないデザイン
  • 細やかなこだわりを感じる作り

手持ちの服装に合わせやすいので、バッグ選びに迷わなくなり、出かける準備時間が短くなりました。

使い勝手がよく、長年使っても飽きないシンプルなデザインが気に入ってます。

今まで何個もバッグを使ってきましたが、ここまで理由を持って使うバッグはこのポーターのタンカーショルダーバッグぐらい。

レビューを交えながら、ポーターのタンカーショルダーバッグSの魅力を綴りたいと思います。

他のシリーズとタンカーのショルダーバッグの違いを調べてみた記事はこちら↓
FORCE:【ポーターフォースとは?】タンカーショルダーバッグとの違いを調べてみた
FLASH:【ポーターフラッシュとは?】タンカーショルダーバッグとの違いを調べてみた

目次

1983年に誕生したポーターのTANKER(タンカー)シリーズ

PORTER(ポーター)は1935年に創業した日本の鞄メーカー「吉田カバン」のオリジナルブランドです。1962年に吉田カバン初の自社ブランドとして誕生しました。

ブランド名はホテルなどでお客のカバンを預かる”ポーター”という職業に由来しています。

TANKER(タンカー)シリーズは日本ではミリタリーテイストがまだ珍しかった1983年に発売され、今ではPORTERの代名詞となりました。

現在の定番アイテムは約60型、コラボモデルを含めると100型以上。長年に渡って支持され続けてきたタンカーシリーズは誕生35周年を記念し、2019年にリニューアルしました。

この記事は、2019年以前に発売されたタンカーショルダーバッグSのレビューです。

タンカーショルダーバッグSを使い続ける理由

私がタンカーショルダーバッグSを使い続ける理由は5つあります。

  • 軽くて丈夫なナイロン素材
  • ちょうどいいサイズ感
  • 見た目以上の収納力
  • 時代に流されないデザイン
  • 細やかな心配りを感じる作り

軽くて丈夫なナイロン素材

ポータータンカーショルダーバッグのナイロン生地

ポーターのTANKER(タンカー)といえば、このナイロン生地を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

1983年に発表されて以来、PORTERの代名詞である「TANKER」シリーズは、アメリカ空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフに開発したオリジナル生地を採用しています。ナイロンツイル(表面)+ポリエステル綿(中間層)+ナイロンタフタ(裏面)という3層構造の生地はとても軽く、ボンディング素材の柔らかな感触と裏面の鮮やかなレスキューオレンジが魅力です。裁断から縫製・パーツに至るすべての工程で、徹底したこだわりを表現しています。

出典:TANKER | SHOULDER BAG(S) | 吉田カバン | YOSHIDA & CO., LTD. (yoshidakaban.com)

米空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフに、ポーターが開発した3層構造のオリジナル生地。サラッとして、やわらかい触り心地が特徴です。

タンカーショルダーバッグSの重さは320g。缶ビール1本分くらいですね。

ナイロン素材のメリット
  • 軽くて丈夫
  • 汚れが目立ちにくい
  • 服にもバッグにも毛玉ができない
  • 気軽にガシガシ使える

ちょうどいいサイズ感

タンカーショルダーバッグSのサイズは、横245×縦160×幅95mm。

A4サイズのファイルと比較してみると、やや小さいことが分かります。

タンカーのショルダーバッグの中では小ぶりの部類に入ります。

大きすぎず小さすぎず。財布とスマホ以外にも荷物を入れられ、ちょうどよい大きさです。

関連記事 大きさで迷ってる?ポータータンカーショルダーバッグ4サイズを比較

見た目以上の収納力

タンカーショルダーバッグSは見た目以上に収納力があります。

前層とメイン収納に分かれた2層式の構造で、前層は写真のようにファスナーを全開させることができます。

PORTERタンカーショルダー小分けのポケット

タンカーショルダーバッグSのポケット数は6つ

種類ポケット数
【外装】前面ベルクロ付きのホックポケット2
【前層】収納部の内装クリアのファスナーポケット1
【前層】収納部の背面側オープンポケット2
【メイン】収納部の内装テープポケット1

メイン収納には、ベルクロ付きのポケットがついています。

外側のポケット2つは、ベルクロとスナップボタンで留める仕様です。

ポータータンカーショルダーバッグ(S)

タンカーのショルダーバッグはポケットが多いので、バッグの中を漁ってスマホを探す…なんてことがなくなりました。

底から側面にかけて約6cmのマチがあり、500mlのペットボトルや折りたたみ傘など厚みのある荷物も入れられます。

収納の目安
  • ペットボトル(350ml)…タテにした状態で、4本入ります
  • ペットボトル(500ml)…ヨコにした状態で、2本入ります

時代に流されないデザイン

ポーターのタンカーシリーズが発売から35年以上経っても多くの人に支持され続けていることを、実際に街中でタンカーのバッグを使っている人を見かけるたびに実感します。

私が見かけたのは10代後半から70代くらい。流行に左右されず、年齢性別関係なく使えるバッグは意外と珍しいのではないでしょうか。

親子で使っても夫婦で使っても違和感がないシンプルかつ機能的なデザイン。こんなにも世代を問わないバッグが他にあるだろうか?とさえ思ってしまいます。

あと何年先も年齢を気にせずに、タンカーのショルダーバッグを使い続けられるとお墨付きをもらったようで、私にとって街中での「タンカーかぶり」は密かに嬉しいできごとです。

またタンカーシリーズの金具は、あえて塗装が剥がれる仕様となっています。経年変化を楽しみながら長く使ってほしいというポーターの思いが込められていますね。

関連記事 気になる?ポータータンカーバッグの経年変化

細やかな心配りを感じる作り

ポーターのタンカーショルダーバッグには作り手の細やかな心配りを感じます。

幅広いショルダーストラップ

PORTERタンカーのショルダーストラップは幅4㎝

タンカーショルダーバッグSの肩ストラップ幅は約4cm

リュックサック並みに太さがあるので、バッグの中身が重くなっても肩にストラップが食い込みにくくなっています。

他のショルダーバッグより疲れを感じにくいので、旅行のサブバッグにも重宝しています。

関連記事 旅行のサブバッグにおすすめ!ポータータンカーショルダーバッグ【3つのメリット】

ショルダーストラップ裏の滑り止め

リニューアル前のショルダーストラップには、裏面にラバー製の滑り止めが施されていました。

縫製の手間よりもユーザーの使いやすさを意識した作りがうれしいです。

ペン差し

PORTERタンカーショルダーペン差し

よくメモを取るのでペンケースを持ち運ぶ必要がなくなりました。ペン差しがあるバッグは少ないので、気に入っています。

滑り止めとペン差しの廃止

2019年のリニューアルを機に、ストラップ裏の滑り止めとペン差しがなくなってしまったのは残念です。

どの企業にもコストダウンの波が押し寄せているのは仕方ないことですが、愛用者にとっては寂しい限り。

吉田カバンの「一針入魂」という精神は、いつまでも変わらないでほしいと願います。
下記の動画は日本製にこだわり、職人さんが一つ一つ心を込めてポーターのカバンを作り続ける様子が紹介されています。

タンカーショルダーバッグSのここが惜しい

ここまで使い続ける理由を述べてきましたが、気になるポイントもあります。

ファスナーの開閉がしにくい

タンカーのバッグは金属製のファスナーが使われています。
たまにつっかえたり、手に引っ掛かったりするので少し注意が必要です。

タンカーバッグのファスナー問題は、購入者のレビューや口コミで多々見かけます。

ファスナーの開け閉めがもっとスムーズになったら申し分ないのに…と思いますが、今のところ解決策はロウを塗るか、慣れるしかないかもしれません。

長年このバッグを使っている身としては、ファスナーが多少引っかかることより、荷物がよく入って使いやすい点が気に入っているので、このファスナーに関してはあまり気になりません。

タンカーショルダーバッグSを買って失敗しないために

タンカーショルダーバッグSを購入したけど、「思ったよりも荷物が入らなかった…」なんてことがあるかもしれません。

購入前にどのくらいの荷物が収納できるのかイメージしたい方は『実際どのくらい入る?ポータータンカーショルダーバッグ(S)の収納力を検証をご覧ください。

タンカーショルダーバッグSの「普段使い」と「旅行のサブバッグ」の事例を画像付きで書いています。

おわりに

日本の職人さんが丹精込めて作り続けているPORTER製品。長年使い続けられる理由があります。

  • 軽くて丈夫なナイロン素材
  • ちょうどいいサイズ感
  • 見た目以上の収納力
  • 時代に流されないデザイン
  • 細やかな心配りを感じる作り


タンカーショルダーバッグSが気になっている方、購入を検討している方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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