この記事では、購入から7年経ったタンカーのショルダーバッグの現状を写真とともにご紹介します。
ポーターのTANKER(タンカー)とは
日本の老舗鞄メーカー、吉田カバンのオリジナルブランド「PORTER(ポーター)」 の中でも、根強い人気を誇る「TANKER(タンカー)」。
アメリカ空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフにしたオリジナル生地で作られたバッグで、定番アイテムは約60型。コラボモデルを含めると、100型を超える人気シリーズとなっています。
ポータータンカーの経年変化って?
ポーターの公式サイトやショッピングサイトのタンカー商品の説明欄を見てみると、目に入る「経年変化」という文字。
本革製品の経年変化なら分かるけど、ナイロンバッグの経年変化って?と思う方もいるかもしれません。
1983年に発表された、PORTERの代名詞である「TANKER」シリーズです。
(中略)裁断から縫製・パーツに至るすべての工程で、吉田カバンの職人の徹底したこだわりが詰まったシリーズです。(中略)また、発表当時では珍しかったアルミファスナーやスナップボタン、ナスカンなどの金具類は使うにつれて経年変化が表れるように、あえて塗装が剥がれるようにしています。TANKER | SHOULDER BAG(S) | 吉田カバン | YOSHIDA & CO., LTD. (yoshidakaban.com)
経年変化が表れる主な部分
ポーターの商品概要によると、経年変化は金具類に表れてくるようです。
- アルミファスナー
- スナップボタン
- ナスカン(Dカン・角カン)
7年目の経年変化は?
おもに日常や旅行のサブバッグに使っているタンカーショルダーバッグ。
通勤バッグのように毎日長時間使っているわけではないので、ボロボロにはなっていませんが、下記の3か所に少しずつ「経年変化」が見られました。
- 角カンの塗装剥がれ
- 裏地の汚れ・傷
- ベルクロの毛羽立ち
アルミファスナー
メッキの剥れや変色など大きな変化は見られませんが、ややくすんできました。
スナップボタン
塗装の剥がれはありません。
ボタンはむき出しではなく、生地が被さっているので比較的きれいな状態を保っています。
角カン
ショルダーストラップの金具です。
金具類の中では、唯一塗装が剥がれている部分でした。
ダークグレー色の塗装が少し剥がれて、下のシルバーがうっすら見えています。
数回の使用でも塗装が剥げてしまう部分なので、良い状態を保つことは難しいかもしれません。
ラベル
織ネームの破れや糸のほつれもなく、きれいな状態です。
表地・裏地
表地はひっかき傷もなく、意外ときれいな状態。
色はブラックを選んだので、汚れが目立ちにくくて良かったなと思います。
裏地は細かな汚れ(おもにボールペンのインク汚れ)や、ひっかき傷が数か所ありました。
鮮やかなレスキューオレンジも若干くすんでいますね。
ベルクロ
表のポケットは頻繁に使うので、多少の毛羽立ってきました。
おわりに
以上、タンカーショルダーバッグの7年後の経年変化でした!
意外と「経年変化」ってほどの変化はまだなかったかもしれません。
使用頻度や扱い方にもよりますが、7年経ったわりには比較的キレイなほうかなと思います。
参考になりましたらうれしいです。