座席が天井席かも。せっかくのライブ楽しめるかなぁ
そんな不安にお答えします。
ライブで「天井席」になったときの心の保ち方
天井席(てんじょうせき)とは、手を伸ばせば会場の天井に届きそうなくらい、ステージから遠い座席のことです。
実際にライブで「天井席」を経験したときに感じたことはおもに2つありました。
- ”推し”と同じ空間にいられることへの感謝が強くなった
- ライブを冷静かつ落ち着いて鑑賞できた
同じ空間にいられることへの感謝が強くなる
正直、「ステージから遠くて、疎外感がある」と残念に思う気持ちは否めません。
しかし、それ以上に”推し”と同じ空間にいられることへの感謝の気持ちが強くなります。言ってしまえば、この会場に入ることを許された最後の列です。
その公演に落選したり、やむを得ず来られなかったりした人がいる中で、この会場に入れて同じ時間を共有できることに、よりいっそうのありがたみを感じます。
もしかしたら、この公演でしか見られないハプニングなどがあるかもしれません。
ライブを冷静かつ落ち着いて鑑賞できる
天井席のメリットは、会場全体を俯瞰できるという点です。
客席を含めたステージ全体が視界の範囲内に収まるので、視線をいちいち左右に動かすこともなく全体の動きを把握できます。
ライブの演出家になったつもりで鑑賞できるのも、まさに天井席ならでは。
ステージに近い前方ブロックよりも、落ち着いて観ている人が多い印象なので、よりライブに集中できるでしょう。
天井席になったときの対策は「双眼鏡」
天井席になったときの対策は、双眼鏡です。
というのも、(当時そこに気が回らず)双眼鏡を持たずに天井席を経験し、こんなときこそ双眼鏡を持っていくべきだったと激しく後悔しました。
ステージの両端に大型モニターが設置されていたとはいえ、自分の視力には限界があることを痛感。
せっかくライブに行ったのに自分の記憶に残る画角がひとつしかないのはさびしいものです。
双眼鏡があれば、ズームして細かい部分まで見れますし、楽しみ方もまた違ったことでしょう。
とくにドームなどの広い会場の場合は手ブレ防止の「防振双眼鏡」がおすすめです。レンタルもできます。こちらの記事で詳しく紹介していますので、興味ある方はぜひどうぞ。
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おわりに
自分の後ろには誰もいません。普段感じられる人の気配がありません。
天井席でしか感じることのできない、不思議な感覚。
ある意味、通常の席より貴重な体験をしました。
ライブの内容より、天井席だったことの記憶のほうが印象に残ったほどです。
天井席になったら、数少ない座席を体験できると気持ちを切り替えてみてはいかがでしょうか。
その際は、双眼鏡をお忘れなく!