今回、私は2025年大阪・関西万博に、平日2日間一人で行ってきました。
実際に体験して感じたのは、「むしろ一人のほうが、自分のペースで気楽に楽しめる!」ということ。
もちろん、並ぶ場面や暑さ対策、事前予約など、気をつけたいポイントもたくさんありました。
この記事では、私が事前に調べたこと、実際に持って行ってよかった持ち物、パビリオン予約のコツ、当日の動き方など、これから一人で万博に行く方に役立つ情報をまとめています。
私のように「人混みが得意じゃない」「ひとり行動が好き」「でも万博は気になる!」という方の参考になれば嬉しいです。
【一人万博2泊3日】実際のスケジュールと回り方
入場時間とゲート
1日目(平日)は午前中、大阪に到着。ホテルに大きな荷物を置き、万博に向かいました。
12:15すぎに夢洲駅に到着。入場する東ゲートまで10分ほど歩き、12:30ゲートをくぐりました。
帰りは20:20に東ゲートを出て、夢洲駅を20:35頃出発しています。ゲートから駅までの帰宅者は多かったですが、電車も激混みではありませんでした。
2日目(平日)は8:20にホテルを出発し、9:10に夢洲駅到着。9:00入場列に20分ほど並んで待ち、9:30ゲート入場でした。
帰りは、17:30に東ゲートを出ました。夢洲駅までの道もそこまで混んでおらず、スムーズに駅へ着きました。
1970年に行われた大阪万博の会場となった万博記念公園に行きました。
宿泊したホテルについて
宿泊したホテルは、夢洲駅まで30〜40分乗換なしで行ける「本町四丁目」駅付近のホテルに連泊しました。大きい荷物を置いたままで出かけられて良かったです。
「弁天町」駅や「本町駅」の方がより、夢洲駅までは近いので、ご自身の予算と相談してください。
持ち物について
持って行ってよかったもの
- 歩きやすい靴
- ツバのある帽子
- 折りたたみ晴雨兼用傘
- 調光レンズ眼鏡(おかげで目の疲れを感じにくかった)
- ペットボトル(水分補給)
- 軽食(おにぎりなど)
- 紙に印刷した非公式会場マップ(大変助かりました🙏)
- 紙に印刷したQRコードチケット
- ウェットティッシュ(テイクアウトしたものを食べるとき)
- 小さめのビニール袋(近くにごみ箱がないときに)
準備したけど使わなかったもの
- モバイルバッテリー
- リールストラップ
- 携帯用レインポンチョ
- エコバッグ
「万博はモバイルバッテリー必須!」とXでよく見かけたので新調したけれど、昨年スマホを買い替えたばかりのため、モバイルバッテリーがなくても1日くらいなら十分持ちました。
リールストラップは、紙に印刷したQRコードのチケット入れたカードケースと繋げてバッグに付けてたけれど、正直それほど頻繁に使う機会がなかったです。「ゲート入場する時」と「パビリオンに予約入場する時」だけの使用でした。

服装&バッグ
1日2万〜3万歩歩くので、とにかく歩きやすい楽な服装をおすすめします。あと日除け必須!
服装
今回、万博に向けてインナーを新調しました。購入したのは、モンベルの「ジオライン クールメッシュ タンクトップ」。
冷感接触ではないですが、インナーが汗で濡れることもなく快適に過ごせました。
バッグ
お土産など買うならリュックにしようかと思ったけれど、実際に持って行ったのは、いつものポーターのタンカーショルダーバッグ。
万博内では荷物になるものを買わなかったので、結果ショルダーバッグで良かったです。
ペットボトルは、100円均一で購入した「ペットボトルストラップ」をつけて首からぶら下げました。こまめに水分補給でき、準備しておいてよかったアイテムです。
関連記事 【ポーター】旅行のサブバッグにおすすめ!タンカーショルダーバッグ【3つのメリット】
パビリオン予約状況について
パビリオンの予約は、事前に最大3枠取れます。
- 2か月前抽選
- 7日前抽選
- 3日前先着予約
旅行計画時には2か月前の抽選には間に合わず。
私が予約できたのは、3日前先着予約と当日登録です。
当日予約は、入場から10分後から可能です。予約を1枠利用すると、次の1枠が予約できる仕組みとなっています。
7日前抽選
- 当選なし(両日とも)
旅行計画時には2か月前の抽選には間に合わず。
ダメ元で人気パビリオンに的を絞ったせいか、両日とも7日前抽選には落選。
メールでのお知らせはなかったので、自分でマイページにアクセスして確認しました。
当選した場合にはメールが来るようです。
先着3日前予約
- ブルーオーシャンドーム(1日目)
- 未来の都市(2日目)
先着3日前予約は、23時前からログインし続け、0時になって瞬時にパビリオンの予約が埋まっていく中、なんとか「ブルーオーシャンドーム」が取れました。
夜中0時のときに取れなくても、日中確認しているとパビリオンによってはポツポツと空きが出ていたりします。
しかし、空きが出るものの一瞬で埋まり予約できず、の繰り返し。
一人予約でも希望するパビリオンと時間帯はほぼ選べないと思っていたほうがいいかもしれません。最終時間あたりの枠が空くことが多かったです。
先着3日前予約は、時間と労力をかけるわりに取れないと感じましたが、諦めないでチェックしていれば私のようにキャンセル拾いできる可能性はあります。
実際には、3日前に予約していた2つのパビリオン、どちらも予約時間に間に合わず行けませんでした。
予約パビリオンは入場できる時間が決まっているので、移動時間も含めてきちんと時間調整が必要です。
ただ、移動中に目の前に気になるパビリオンがあると、つい「こっちに入りたいな」と思ってしまい、結局目の前のパビリオンに並んだり。
自分のペースで好きに変えられるので、こういう点が一人万博のメリットだと感じました。
当日予約
- ブルーオーシャンドーム
- シグネチャーパビリオン「いのちの未来」
当日予約は、「ブルーオーシャンドーム」と「いのちの未来」がスマホで取れました。
実際に入ったおもなパビリオンと待ち時間
1日目
- アメリカ館(60分待ち)
- アラブ首長国連邦(待ち時間なし)
- カタール館(20分待ち)
- 大屋根リングの上を散歩
- コモンズB・C(自由入場・待ち時間ゼロ)
- サウジアラビア王国(10分待ち)
- アラブ首長国連邦のレストランで夕食
- 日本館(自由入場・20分待ち)
2日目
- フランス館(自由入場・20分待ち)
- 韓国館(自由入像・15分待ち)
- ブルーオーシャンドーム(当日予約・待ち時間ゼロ)
- チリ→カンボジア
- いのちの未来(当日予約・待ち時間ゼロ)
パビリオンなどの待ち時間は?
基本、入場まで1時間以上並んで待つパビリオンには入りませんでしたが、それでも並んで待ってる時間は多かったです。
パビリオンによっては、中に入って展示品を自由に見るタイプもあれば、ある程度人数を集めて映像を見せるタイプがありました。後者は、前のグループが終わるまで屋内で10分程度待つこともありました。
パビリオン、レストラン、ミャクミャク(オブジェ)との写真撮影、当日予約端末、当日予約センター、給水スポットは行列。
時間によっては、コンビニや公式グッズショップに入るにも行列ができていました。
パビリオンの建物を眺めるだけでも楽しめますが、行きたいパビリオンや食事があれば、体力気力のある最初のうちに済ませておくことをおすすめします。
一人万博の楽しみ方&コツ
全体的に
- 目標は2〜3個達成できればOKにする
- 目標に優先順位をつけて、体力気力がある初日の早い時間に済ませる
- 無理をしない
- 時間に余裕を持っておく
- あまり詰め込みすぎない
- こまめに水分補給、休憩する(大屋根リングの下は風が通って涼しかったです)
パビリオンについて
- 入りたいパビリオンがあったらリストアップしておく
- 「日本館」は自由入場(19時〜)もおすすめ(ただし、20時前後のドローンショーと時間が重なるかも)
食事について
- 食べたいものがあったら、あらかじめリストアップしておく
- レストランに入る場合は、ピーク時間を避ける
- テイクアウトして、近くの休憩所で食べるのもおすすめ
その他
- トイレは見つけたら行っておく(大屋根リング外側はトイレの数が多かったです)
- トイレや給水所を探す時間と歩数を最小限に。
- 万博マイページへのログイン(本人確認)は生体認証が楽
- 各パビリオンのスタンプは、公式スタンプパスポートが販売されていますが、期限切れのパスポートに押印しました。スタンプも並ぶ場合があるので、ほどほどに。
本人確認がメール認証の方は、当日までに生体認証に変更しておくことをおすすめします。当日、スマホで当日予約などをする際に非常にスムーズでした。
【余談】万博記念公園もおすすめ
万博に行った翌日、1970年に行われた大阪万博の会場となった万博記念公園(休園日:水曜日)へ足を運びました。
公園内の施設「EXPO’70 パビリオン」(別途入場料)では、今回の万博と当時の大阪万博を比べることもでき、興味深かったです。
おわりに
基本的に人混みが苦手な私ですが、思い切って万博に行って本当によかったです。
行きたいパビリオンに行けたので、目標が達成できたので大満足でしたが、各国ごとの個性的な建物を眺めるだけでも十分楽しめました。
一人万博の最大のメリットは、自分のペースで自由に楽しめること。
今回の自分なりの裏テーマは、「味の想像がつかない料理を食べてみること」。
いろいろな国の料理に挑戦してみて、日本にいながら改めて日本食の良さにも気づくことができました。
会場では一人でマイペースに回っている方も意外と多く見かけました。
一人で行くことにちゅうちょしている方も、ぜひ!「一人万博」はとてもおすすめです!
